台風にご注意を
先日の台風15号は関東圏を襲い大きな被害が出ています。
昨年は大きな台風が立て続けに日本列島に上陸し、住宅などに甚大な被害を与えたのは記憶に新しいではないでしょうか。
今年もそのような台風が来ないという保証はありませんし、来るかもしれないという予想のもと準備をしておくことが必要かもしれません。
外回りで気になるのはカーポートやテラスなどが飛んでいかないかなという心配です。
おおよそテラスやカーポートはアルミやスチールの骨組とアクリルやポリカーボネートの屋根板でできています。
構造上、おおよそ35~50m/秒の耐風圧の設計となっていますが(メーカーや種類によって耐風圧は違います)、それ以上の強風が当たると屋根板が飛ぶようにつくられております。
逆に屋根板が飛ばないように設計をした場合、テラスやカーポートの躯体(骨組み)が破損してしまい甚大な被害となります。
住宅壁に取り付けてあるテラスはテラスの躯体が壁を引っぱり、住宅壁も破損します。また独立したカーポートであれば、屋根の骨組ごと飛んでいき、危険です。
飛んでいけば危険ですが、屋根板だけであれば最少の被害で食い止めることができます。
破損するのが怖いと思い、ガチガチにビスを打ち込んで屋根板を止めたりすることは逆効果になることもあります。
テラスやカーポートの対策については、屋根材を押さえているビスやフックが緩んでいないか確認をする程度ででいいと思います。
ご不安がある場合は、弊社までお気軽にご相談ください。